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自宅に外壁塗装が必要かどうかを見分ける方法とは?

2021.06.26
コラム


自宅の外壁塗装は何年かに1度やった方が良いというのは聞くけど、実際のところはどんなタイミングで依頼すればいいのか、悩んでしまう方も多いようです。実は外壁塗装にはしっかりとした「サイン」があり、それを見極めることで適切な時期に外壁塗装を依頼することができるのです。
そこで今回は、塗装が必要な外壁の劣化状況の見極め方や判断基準、さらには信頼できる業者のポイント等を詳しくご紹介いたします。

塗装が必要な外壁の劣化状況の見極め方

外壁塗装が必要になった場合、必ず何らかの異変が起きています。その異変にはどのようなものがあるのか、ここではいくつかの項目に分けてご紹介いたします。

カビやコケが付着している

外壁塗装で使用されている塗料は、カビやコケの栄養になります。そのため、塗装は年月の経過と共にどうしてもカビやコケが生え、汚れが付着しやすくなります。外壁を洗うことで落とせるものもありますが、見た目を気にする場合は塗り替えが適しています。

チョーキング

外壁に触った時に粉末がつく現象のことを指します。別名「白亜化(はくあか)」とも呼びます。
塗料の樹脂が劣化し、着色料である「顔料」の成分が粉末状になって外壁の表面に露出して起こる現象です。
チョーキングは、主に塗装の表面が劣化して、外壁を保護する機能が失われている過程で発生する現象です。外壁の多くの場所でチョーキング現象が見つかった際には早めの再塗装が必要といえるでしょう。

ふくれ

塗装の膜(塗膜)の内部が剥がれ、空気や水を含んで膨らむ現象です。放置しておくと膨らみに耐えきれず、外側の塗装も剥がれてきてしまいます。
この状態では塗装の役目をほとんど果たさず、雨漏りや腐食の原因となります。1~2カ所程度なら致命的な問題になりませんが、多くの場所で発見した場合は塗り替えが必要です。

割れ

外壁塗装の割れには2つあります。1つは塗装表面だけで起こる「チェッキング」、もう1つは下塗りや外壁素材といった内部まで貫通して割れてしまう「クラッキング」です。チェッキングの場合でも徐々にダメージが蓄積されていきますが、クラッキングは致命的な損傷です。早めに補修や再塗装を依頼しましょう。

剥がれ

外壁の塗装が剥がれる典型的な劣化現象の1つです。塗装が剥がれてしまうと、紫外線や風雨から外壁が守れなくなり、徐々に侵食されてしまいます。最終的には外壁材が割れ、雨漏りの原因となります。
景観はもちろんですが、外壁へのダメージが非常に大きい劣化症状です。剥がれが多数見つかった場合は再塗装をお勧めいたします。

緊急度別!外壁塗装を依頼すべきかどうかの判断基準

ここまで外壁の「異変」についてご紹介してきました。では、どんな状態であればどの程度早めに外壁塗装を依頼すべきなのでしょうか?この項目では「緊急度」としてわかりやすくランク分けし、ご紹介いたします。

カビ・コケ…緊急度1。念のため洗浄しておきましょう

カビやコケが生えているということは、「汚れが付きやすい状態」になっているということでもあります。塗装が弱ってきている可能性はあるものの、すぐに対処しなければならないものではありません。
汚れが気になる場合は柔らかいスポンジと洗剤を使い、外壁が傷つかないよう洗い流しておきましょう。

チョーキング…緊急度2。外壁塗装での対処が安全です

チョーキングは、実は塗装のタイミングとしてベストといえます。チョーキング前だと早すぎですし、チョーキングから時間が経ち過ぎると剥がれや割れの原因となってしまいます。この状態で塗装をしておけば、劣化が酷くなることはありません。チョーキングを見つけたら早めに塗装業者に依頼しておきましょう。

割れ…緊急度3。外壁塗装で対処しましょう

小さい割れは塗装で埋められますので、できるだけ早めに塗装を依頼しておきましょう。ただし、幅1mm以上になってくると、補修が必要となり費用が別料金としてかかります。

剥がれ・ふくれ…緊急度4。早急に外壁塗装の依頼を!

最も危険な状態です。放置しておくと外壁の劣化が酷くなり、部分補修だけでは間に合わなくなってしまう可能性があります。また、剥がれやふくれまで外壁の劣化が進行していると、部分的な補修だけでは間に合わず、外壁全体の張り替えが必要になる場合もあります。
範囲が広くなればなるほど費用がかかります。早急に塗装業者に連絡して下さい。

誠実かつ良心的な外壁塗装業者を選ぶポイント

外壁の状況がわかり、いざ業者を依頼しよう…と思っても、今度は業者が多すぎて迷ってしまうかもしれません。また、外壁塗装業者には「悪徳業者」も存在するため、注意が必要です。
この項目では、誠実かつ良心的な外壁塗装業者を選ぶポイントについて、ご紹介いたします。

ポイント1.測量をきちんとしてくれるか

外壁を隅々まできちんと調べ、測量をしてくれるかどうかが最初のポイントです。測量は外壁の塗装工事がいくらになるかを決める、非常に大切な要素です。
時々図面だけを見て金額を決めてしまう業者がいますが、あまり良心的とはいえません。図面だけでは、本当に塗装すべき場所が見極められているかが判断できないためです。
実際に測量することにより、外壁の現状や塗装箇所の確認だけではなく、見積もり金額を提示した時の根拠となります。ご自宅の状態をより正確に診断し、必要な金額を判断できるのが、この測量なのです。

ポイント2.時間をかけて調査してくれるか

外壁塗装が必要かどうかの測量や調査、見積もりの作成等、現地で調査をすると大体30分以上はかかります。数分で終わったり、10分程度で完了してしまう現地調査では、詳細な診断をしてくれているとはいえません。また、見積もり金額も大まかなもので、実際に請求される金額と大きな差が出る可能性があります。しっかり時間をかけて調査してもらうことにより、適切な外壁塗装の提示を受けられます。

ポイント3.説明だけではなく画像等で現状を説明してくれるか

外壁の劣化状況は、素人が見てもどの程度の劣化なのかを判断するのは難しい部分があります。特に、専門用語を多用されたり、言葉だけで説明されても、お客様に理解されないのであれば意味がありません。
しっかりとお客様にわかるように説明すること、さらに画像を交えて説明してもらうことで、状況がよりわかりやすくなるでしょう。相手方にわかりやすく説明し、理解を得られるよう努力するのが、プロとしての仕事であり、スキルの一環といえます。

ポイント4.説明内容を全て書面化してくれるか

最後に、手元にできる限りの書面を残してくれているかどうかをチェックしておきましょう。
書面は「説明・契約した内容を証明できる」唯一の証拠となります。「書面と内容が違う」と言われてしまうことが業者にとっては面倒かつデメリットになることが多くあります。書面に残すということは、業者に自信や技術がないとできないことです。これを行ってくれる業者は信頼できる業者だといえるでしょう。

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