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屋根修理業界で横行する悪徳業者の手口と騙されないためのチェックポイントで危険回避

2022.07.14
コラム

悪徳業者の

近年、屋根修理業界では、いわゆる「詐欺」と呼ばれるような手口が横行しています。無料点検や突然訪問してきて接触をはかり、多額の費用を請求するものです。
いわゆる「悪徳業者による詐欺」ですが、その被害は年々増加傾向にあり、消費者センターなどの公的機関からも注意が呼びかけられています。
では、どのような悪徳業者による手口にはどのようなものがあり、どう防いでいけばいいのでしょうか。今回は、悪徳業者が行う詐欺行為とその見破り方などについて、詳しくご紹介いたします。

なぜ、屋根修理業界で「詐欺手口」が増えているのか?

実は、年々屋根修理業界においての悪徳業者による「詐欺被害」は増加傾向にあります。
その理由としては、近年多発している大型台風や局地的豪雨、大雪などの自然災害が主としてあげられます。屋根の修理が必要になるご家庭が増えた反面、その需要を悪用しようと考える詐欺業者も同じように増えていった、という理由が推測されています。
代表的な例として「令和元年東日本台風」があります。この災害は非常に大きく、多くの屋根が破損、修理が必要となりました。その際、関東全域で、災害に便乗した悪徳業者による詐欺が急激に増加しました。
今後も大きな自然災害が発生するたびに、悪徳業者の便乗詐欺が増えていくでしょう。被害者にならないためにも、しっかりとした知識が必要となります。

悪徳業者の手口を詳しく解説!

ここからは悪徳業者が詐欺を行う手口について詳しくご紹介いたします。どれもメジャーなものばかりですが、いざ詐欺の場面に立つと上手く対処できないものです。あらかじめ知識を持っておくことにより、リスク回避にもつながりますので、ぜひ最後までご一読下さい。

突然訪問してきて屋根の不具合を指摘する

突然訪問してきて、「屋根の瓦がずれています」「このまま放置すると非常に危険です」と煽って修理の契約を促してきます。いわゆる悪質な「訪問販売」の一種です。
この訪問販売は、屋根の不具合や劣化を大げさに伝え、無理矢理その場で屋根修理の契約を取り付けようとします。ほとんどの場合、相場よりもかなり高額な修理費用を請求されてしまいます。
屋根の劣化を指摘してくる業者が全て悪徳業者というわけではありませんが、注意が必要な商法です。

無料点検といい、屋根に登ってわざと破損させる

突然訪問してくるのは上記と同じですが、さらに具体的な方法として「屋根に登る」という業者も存在します。しかも、点検をしているふりをして屋根をわざと破損させ、その状態を撮影して修理の必要性を主張するという、こちらも悪質なものです。
一見親切な業者に見えますが、自分で破損して修理し、費用を請求するものですから決して優良な業者ではありません。ただし、初回での無料点検や安価な修理費用などで騙されたことに気づきにくく、表面化しないまま終わってしまう可能性のある手口のため、注意が必要です。

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メーカーになりすまし「定期点検」として訪問してくる

ハウスメーカーなどを装って安心させて訪問してくる方法です。
「装う」というところに難しさを感じるかもしれませんが、住宅はメーカーによって施工方法やデザインに特徴があり、建設業であれば簡単にわかります。基本的には建てたメーカーを装って事前連絡なしに訪問してきて、「定期点検」や「住宅の不備」などを指摘して修理の契約を迫ってきます。
前提として、ハウスメーカーの定期点検は必ず事前に施主に連絡が入り、スケジュールの調整を行うのが一般的です。突然、事前連絡もなしにメーカー担当者が来ることはまずありません。
必ずメーカーに直接連絡して事実確認を行うようにしましょう。

「火災保険を使えば無料で修理できる」と勧誘してくる

自然災害により屋根が破損すると、火災保険の適用内となり、保険会社の負担で屋根の修理が可能になります。この方法を「無料で修理できる」として、屋根修理の契約を行う方法です。
しかし、当然ながら、保険の適用内になるためには保険会社の審査が必要であり、金額も保険会社によって変わります。さらに、必ずしも工事費用が全額負担されるわけではありません。
ご自身の火災保険の内容をよくチェックし、実際の保険の内容や実際の審査結果などを考慮した上で依頼するべきかどうか判断するようにしましょう。「その場」では契約しないように十分注意して下さい。

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近所のリフォーム挨拶を装って勧誘してくる

家屋のリフォームを行う際には、業者が着工前に近所へ向けて挨拶回りをします。その挨拶回りを装い、訪問時に屋根の不備を指摘して無料点検を行おうとします。屋根修理の悪徳業者が行う詐欺としては、典型的な手法です。近くで工事を行うので安価で修理ができると持ちかけられ、工事が終わったら通常の2~3倍にものぼる請求をされてしまったということもあります。
この手口の業者は、とにかく「証拠」が残るのを嫌がります。名刺や会社名、連絡先、領収書などを渡さない傾向がありますので、悪徳業者かどうかの参考にして下さい。

悪徳業者に騙されないためのチェックポイントで危機回避しよう

最後に、悪徳業者に騙されないためのチェックポイントについてご紹介いたします。悪徳業者には必ず「嫌がること」「不都合なことを隠そうとする」傾向があります。上手く見極めて、ご自身やご家庭の安全確保に努めて下さい。

絶対にその場で契約・即決しない

悪徳業者に騙されない最大のポイントとして「その場で決めない」というものがあります。
業者は必ず、親切な雰囲気や巧みな話術で相手に心を許させようとします。とにかく、早急にその場で決めさせないと、不都合なことが出てくるためです。
これを予防するには、その場で即決し、契約しないことです。「家族に相談して決める」「もう少しじっくり考えたい」といえば、大半の業者は引き下がっていきます。
その場で契約は絶対せず、必ず時間をおいて判断することを心がけるようにして下さい。

屋根に登らせない

上記のポイントと一緒に覚えておいていただきたいのが、「屋根に登らせない」ことです。一度屋根に登らせてしまうと、正常な屋根をわざと壊したり、「点検したのだから修理するべき」と強引に修理の契約を結ばせようとします。
登りたいといわれた場合には「いつもお願いしている業者がいる」ときっぱり断りましょう。それでもしつこいようなら、警察への通報もためらわないことを通告しましょう。

点検時の写真や画像を要求する

屋根に登って点検をしてもらった歳には、必ずその状況を撮影してもらい、写真や画像で残してもらうようにするのも安全のためのチェックポイントです。
屋根の上がどうなっているのかは、普段見えないのでわからないものです。そのため、嘘やごまかしを使われてもわからないでしょう。
優良業者のほとんどは、お客様への確認のため写真や画像を提供することを惜しみません。反対に悪徳業者は、不都合なことが多いため、提供を嫌がります。
目の前にいる業者が詐欺を働こうとしているかどうかの基準にもなるので、お勧めの方法です。

他の業者にも再度現地調査を依頼する

屋根の問題を指摘されたら、そのままその業者に依頼するのではなく、他の業者にも点検してもらいましょう。その部分に「本当に問題があるのか」どうかの判断基準にもなります。
近年、大病になった際、他の医師にも意見を求める「セカンドオピニオン」が一般化していますが、屋根修理にも同じことがいえます。別の専門業者に見てもらうことで、違った切り口の意見や、間違った対応を防ぐことになるのです。
また、このような対処を行うと、大抵の悪徳業者は身を引きます。こちらも有効な方法として、覚えておくといいでしょう。

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