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屋根塗装の時期はいつが最適?見極め方をご紹介!

2021.11.15
コラム


「気がついたらサビが…」「少し見たらひび割れしている」でも屋根塗装を依頼していいのかわからない。そうこうしているうちに雨漏りしてきてしまった!という屋根のトラブルは多く見受けられます。
屋根塗装は、タイミングを間違えると費用も時間もどんどん加算されていきます。どの状態で、いつ依頼するかで、ご自宅そのものの寿命も変わってきてしまいます。
家は、ご自身を含めたご家族の「財産そのもの」です。しっかり守っていくためにも、状態と時期を間違えない塗装依頼が欠かせません。
今回は屋根塗装の時期はいつが最適かに加えて「どの状態」で屋根塗装を依頼すればいいのかなど、屋根のトラブルについても詳しくご紹介いたします。

これで判断できる!屋根の再塗装は「どの状態」がベスト?

「屋根の状態」と一口にいっても、その状態は千差万別です。ここでは一般的な屋根の状態と、専門業者に依頼するタイミングについてご紹介していきます。ただし、ご紹介した以外にも気になる屋根の状態がありましたら、できるだけ早めに専門業者にチェックしてもらうことをお勧めいたします。

1. サビ…範囲が狭いうちの塗装がお勧め

屋根を塗装することで保護されていた部分が劣化し、屋根に使われている金属が酸素と水(雨など)で反応するとサビが発生します。
基本的にサビの部分は塗り替える前に削る必要があるため、サビが広がれば広がるほど塗装の期間が長くなる上に費用がかかります。今日明日にでも再塗装を!という状態ではありませんが、できるだけ狭い範囲のうちに塗装してしまう方が、結果的に負担は少なくなります。

2. 苔・藻の付着…長期間そのままは危険

サビと同じ原因で発生しますが、どちらかというと水分を多く含んだ状態で発生しやすくなります。苔や藻は「生物」ですので、放っておくと侵食しながら広がり、屋根の劣化が早まります。
長期間そのままにしておくのは危険ですので、業者と相談して屋根の再塗装時期を見極めておくといいでしょう。業者もベストシーズンや作業が空いている時期を見計らうことができるため、歓迎されます。

3. ひび割れ…そのままにしておくと広がる可能性が

屋根のひび割れは、外からの衝撃や劣化が主な原因です。外部からの衝撃の代表は地震や車の走行があげられます。地面や建物が揺れてひび割れが発生し、何度も繰り返されればどんどんと広がっていきます。
また、経年劣化によるひび割れも考えられます。特にセメント瓦やスレート瓦は雨水の染みこみと乾燥を繰り返すことで脆くなり、一気にひび割れてしまうこともあります。
ひび割れは一見一部分だけに見えても、実際に調べてみると屋根全体に広がっていた…ということが多くあります。再塗装で問題ないのか、それとも葺き替えが必要なのか、業者と十分に相談して下さい。
屋根の葺き替え工事について

4. 剥がれ…急激に劣化していく可能性あり。早急に業者へ連絡を

塗装の劣化が進行することによって発生するのが、塗装の「剥がれ」です。塗装の膜(塗膜)が取れてしまい、ところどころ屋根の内部がむき出しになっていたら早急な再塗装が必要となります。
特に雨風によって進行が早まり、急激に症状の範囲が広がっていくのが大きな特徴です。早急に業者に連絡し、詳細を確認してもらってから再塗装を依頼しましょう。

5. 雨漏り…できるだけ早く塗装の依頼を!

雨漏りは専門業者でも原因の特定が難しい症状です。ほとんどが屋根本体の経年劣化や屋根と屋根の間にある板金(谷とい板金)の劣化が原因ですが、天窓に設置されたパッキンの劣化や雨どいの詰まり、ベランダの排水口の詰まり等々、しっかり調べようと思うと非常に多くの可能性が浮かび上がってきます。
いずれにしても、ご自身やご家族のセルフメンテナンスでは間に合いません。雨漏りが続けば、屋根の腐食が進んで劣化し、建物全体の劣化が早まります。
さらに、近年はカビによる健康被害も多くなってきています。できるだけ早く専門業者に確認してもらい、対処することをお勧めします。
雨漏り・雨樋修理について

いつ依頼する?屋根塗装のベストシーズンを解説

ここまで、屋根の状態と依頼するタイミングについてご紹介してきました。しかし、依頼してすぐに塗装できるのかというと、難しい部分になります。屋根塗装には「適した季節(ベストシーズン)」があり、その季節に依頼することで、初めてしっかりとした施工ができるのです。
ここからは、屋根塗装のベストシーズンについて詳しくご紹介いたします。

春(3~5月)

空気が乾燥している季節で、しっかりとした施工ができる絶好の季節です。その分、多くの業者が忙しくなる季節でもあります。どんなに遅くても2ヶ月前、できれば3ヶ月以上前から連絡しておかないと、予約で埋まってしまうことが多くなるため、注意が必要です。

夏(6~8月)

梅雨の6月以外は、基本的に春と同じ状態です。梅雨は雨が多いため、工期が延びてしまう上にしっかりした施工ができない可能性があります。
また、夏のデメリットとして「エアコンが使えない」可能性があることを覚えておいて下さい。業者目線で見ても、近年の夏はまさに「酷暑」といえる状態です。日中の作業は見合わせる業者もあるため、綿密な打ち合わせは必須といえるでしょう。

秋(9~11月)

梅雨と同じく雨や台風が多少発生するものの、晴れていれば屋根塗装に最適です。こちらも春と同じく繁忙期となり、業者の予約が取れないこともあります。施工時期に厳密な希望がある場合は早めの予約がお勧めです

冬(12~2月)

施工不良の可能性が高くなる季節で、基本的には避ける季節です。なぜ「冬が避けられる季節」なのかは、次の項目で詳しくご紹介いたします。
冬の季節、特に積雪がある地域では、早ければ11月下旬~3月上旬まで一切の施工ができなくなります。また、積雪がない地域でも「年内に施工を終わらせて新年を迎えたい」と考える方が多く、地域によっては意外に業者の予約が埋まっていて施工できないこともあります。どこに住んでいるかによってできるかできないかに大きな差が出てきますが「避けた方が無難」な季節であることには間違いありません。

塗装ができない時もあります!業者と綿密に打ち合わせを

上記でご説明したように、基本的に冬は施工を避ける業者がほとんどを占めます。というのも、屋根を塗装するための塗料カタログには、「塗装できない気候条件」が明確に記載されているのです。

屋根塗装ができない条件は
1.気温が5℃以下である
2.湿度が85%以上である
3.雨・雪・強風の天候状態である

この3つのいずれかに当てはまる、または複数当てはまる場合は、塗装ができません。この条件下は、特に冬の季節に当てはまります。
この条件下で塗装をすると、以下のような不具合が発生する可能性があります。
※塗料の乾きが悪くなり、ひび割れや剥がれが生じやすくなる
※気温が低いと塗料の粘度が上がり、乾燥に時間がかかるため、塗装面に刷毛のスジが残る、または塗料のツヤがしっかり出ない可能性がある
※強風で塗料が周囲に飛散し、一律に塗装できない

裏を返せばこの条件に当てはまらない季節は適した季節となり、それが春と秋に該当しているのです。
「どうしても冬に依頼したい」という場合は、業者との綿密な打ち合わせが必要となります。

屋根塗装に自信があります!迅速と安心の「住まいるドクター」にご相談下さい

弊社は屋根塗装の基礎を確実に抑えたサービスで、多くのお客様からご好評をいただいております。特に雨漏りのような緊急性の高い施工が必要になった場合、お電話一本で調査から見積もり、施工までを一気に行うことで、迅速な補修作業を可能としています。
また、屋根修理専門の職人が多数在籍していることも弊社の強みです。お客様の元に熟練したスタッフをお伺いさせることで、安心できる施工を行っております。
雨漏りや剥がれ、また屋根のどんな気になる部分でも誠実かつ丁寧に対応いたします。屋根塗装のことならぜひ「住まいるドクター」にご相談下さい。

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