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屋根修理によくあるトラブルとは?気をつけたい業者の特徴をご紹介!

2022.01.27
コラム


屋根修理において、詐欺・犯罪に近い悪質業者が多く見られます。具体的には2005年頃から増え始め、現在でも被害件数は広がっていく一方です。できるだけ優良かつ誠実な業者に依頼し、長いお付き合いができれば理想的ですね。
そこで、今回は悪質業者とも取れるような気をつけたい業者の特徴、さらには優良業者かどうかを判断するポイントについて詳しくご紹介いたします。

気をつけたい業者の特徴を詳しく解説!

屋根修理の依頼で気をつけたい業者とは、どのような業者でしょうか。「ちょっとした違和感」を絶対に見逃さないことが重要なポイントです。
さらに、以下のような行為を行う業者はできるだけ気をつけ、避けた方がいいといえます。その詳細について、4つに分けて詳しくご紹介いたします。

1.突然自宅を訪問し、屋根の不具合を指摘して「不安」を煽る

突然インターホンを押して玄関前に現れ、屋根の不具合を指摘する業者は、まず危険と認識しておきましょう。
「このまま放置すると屋根が大変なことになります!」と過剰に不安を煽り、修理の契約をしようとする業者は悪質業者の可能性が高いと考えられます。
この場合、屋根の劣化や不具合を誇大に主張し、無理矢理、屋根修理工事の契約をしようとします。相場よりも高額な修理費用がかかる上に修理も適当なことが多く、トラブルの要因となります。
ちなみに、優良業者はあらかじめ複数の仕事を、綿密に「予定」として組んであるため、わざわざ客先に出向くことはしません。つまり、元々「訪問業者」は危険だということになります。

2.近隣で屋根工事をしているから「安く」できると誘う

「この近くで偶然工事をしているので、安く修理できます」という挨拶がてらの誘い文句で、修理の営業を行います。これは屋根修理の詐欺商法の中でも、古くからある手口の1つです。
この手口の場合、証拠が残らないように名刺や領収書を基本的に渡しません。また、実際の工事は手抜き工事をした上で、通常の2〜3倍以上の費用を請求されるという悪質なものもあります。工事を依頼しないのはもちろん、名刺や領収書を要求し、費用の後払いを主張すると、帰ってくれることがあります。

3.「無料で点検する」と勝手に屋根に上る

「無料で点検します」と屋根に上る業者も必ず断りましょう。のぼった際に故意に屋根を壊して「修理が必要」と修理費用を請求してくる業者が存在します。一見親切なように見えますが「ただより高いものはない」の典型例です。さらに、表面上は直ったように見せかけて別の場所を壊したり、雨漏り時に「大規模な修理が必要」といって法外な修理費用を請求してきます。何度も顔を合わせ、ある程度信頼を得てから行う詐欺手口で、こちらも非常に悪質といえます。

4.火災保険で無料修理ができると「契約に誘導」する

「屋根の修理には火災保険が適用されることがある」という事実はありますが、業者がそれを判断することはできません。判断できないことを主張して修理しようとするのはかなり危険な業者です。
しかし、実際の被害は増え続けている現状があります。国民生活センターの報道発表資料によると、2008年と2017年では、30倍以上の被害件数の開きがあります。
独立行政法人国民生活センター(2018年6月6日報道資料)

具体的な詐欺のケースも多種多様な広がりを見せ、一部だけでも以下のようなものがあります。

・高額な請求手数料を要求する…業者が作成した見積書や図面で保険金を請求し、保険が下りた後に「請求手数料」として高額な費用を請求する
・高額な違約金を請求する…保険金の請求をしたが請求した通りの金額が下りず、工事の中止を申し出ると「受け取った保険の○%」を違約金として請求する
・手数料だけ支払わせ工事しない…業者の指示に従い保険金を受け取り、業者に手数料を払った後、業者側が音信不通になる

そもそも、屋根の修理に火災保険が使えるかどうかは第三者機関による調査を受けなければならず、「申請すれば必ずおりる」というものではありません。
「無料で修理ができる」という甘い言葉には惑わされないように気をつけましょう。

優良な業者を見分けるコツをご紹介します!

ここまで、気をつけたい業者について詳しくご紹介してきました。もちろん、業者の大半は優良な業者で、誠実な説明と丁寧な修理を行ってくれます。ただし、それを「見分ける」となると、なかなか難しいかもしれません。そこで、優良な業者を見分けるコツについて、この項目からご紹介していきます。

1.「自分で調べて」業者に依頼しましたか?

上記でご紹介したように「訪問業者」は基本的に怪しい・危ない・詐欺業者という認識を持っておくといいでしょう。屋根修理のプロは、絶対に訪問営業をしません。というのも、リピーターや紹介客からの依頼、工務店からの外注などで、ある程度仕事の予定は組まれています。会社や客先、近隣で新規客を取る必要がないのです。
不安を煽る、即決を迫る営業は、悪質業者が取る手段の基本です。自宅を訪問してくる業者とは「契約しない」「自宅・屋根に上げない」ことを徹底して下さい。

2.屋根の調査に入念な「時間」をかけていましたか?

現地調査のため屋根にのぼるのは当然として、そこに「時間」をかけているかどうかが第2のポイントです。屋根の以上の原因特定は非常に難しく、5分10分のぼったところで特定できるものではありません。最低でも30分は欲しいところです。また、原因らしき箇所を見つけても、他に異常はないかどうかを入念に点検するのが、優良な業者であるといえます。
悪質業者はこの逆です。1件でも多く契約を取りたいため、時間の短縮して適当な調査を行います。屋根の調査は「時間」がカギです。

3.調査終了後、「原因や費用の詳細」を詳しく説明してきましたか?

上記の調査が終了後、原因や費用についての詳細を説明してきた場合には安心です。反対に、外見だけで原因を特定する、聞き取りだけで話を終わらせる、すぐに契約や費用の話だけをしたがる業者は、悪質な業者の可能性が高いとみていいでしょう。
プロは必ず「調査」から「原因」、そして「修理費用」というしっかりした順序で説明し、憶測で費用の話をすることはありません。

4.「屋根裏」のチェックはしていましたか?

屋根のトラブルの原因は屋根の「表側」だけではなく、「裏側」に潜んでいることも多くあります。特に雨漏りは屋根裏が原因であることも多くあり、見逃すと修理をしても雨漏りが直らない可能性も出てきてしまいます。
優良な業者は、屋根裏まできちんとチェックします。悪質業者はこの反対だと覚えておけば、間違いはないでしょう。

5.屋根の状況説明に「写真や動画」は使われていましたか?

優良業者は、屋根の的確な修理はもちろん「住人の安心と納得」を重視しています。そこからリピーターや紹介客につながることを十分理解しているためです。
そのため、正しく理解し、安心してもらおうという気持ちから、写真や動画を使って細かく説明してくれます。
悪質業者の場合、写真や動画はむしろ「契約の邪魔になる」と考える節があり、提供したり見せたりすることはほとんどありません。

6.見積書に「一式」という単語はありませんか?

見積書は「素人でもわかりやすい」のが鉄則です。作業工程や単価、使用製品名が細かく具体的に書かれていれば優良業者と判断していいでしょう。悪質業者は、正確な調査を行っていない、または後で金額を水増ししたいために「○○一式」と省略して見積書を出します。あやふやな内容は、例え見積書でも信用してはならない、ということです。

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