

COLUMN コラム
外壁塗装の最適な塗り替え時期はいつ?最適な季節をご紹介
外壁塗装は特に「季節」が非常に大切だといわれていますが、それはなぜでしょうか。
外壁塗装は、家の外壁に対して外壁専用の塗料を新しく塗り替える工事です。
この塗料を塗って乾燥させると「塗膜(とまく)」と呼ばれる塗料の薄い層ができあがり、その層を2~3層作って風雨から外壁を守るのが外壁塗装の主な工事内容です。
そのため、塗料を塗り替え、乾燥させる際に、何かしら不都合な状況や環境を作り出すことが多い季節と、そうではない季節があります。
そういった理由から「外壁塗装が季節に左右される」「季節が非常に大切だ」と、よくいわれます。
この記事では外壁塗装を行う最適な時期について、季節ごとの外壁塗装の状態や、施工業者の繁忙期の時期といった観点からも詳しくご説明していきます。
目次
最適な塗り替え時期はいつ頃?外壁塗装を行う「時期」について
外壁塗装を行う「時期」を検討すべきタイミングはいくつかあります。そのタイミングについて具体的に解説していきます。
1.塗装が必要な劣化状況が出ている
最も重要なポイントは、外壁面に「劣化」が表れていることです。外壁塗装自体は薄い数ミリ程度の厚さしかありませんが、塗料に付与されている耐久性によって数年程度はきれいな状態を維持できます。
しかし日が経つにつれて、紫外線や風雨等の自然環境が与える刺激やダメージによって、塗膜が少しずつ削れていってしまいます。特に、塗料が粉状になっている「チョーキング」の兆候が見えたら外壁塗装の時期だと覚えておくといいでしょう。他にも外壁塗装の剥がれや膨れ等も判断材料となります。
ご紹介した「チョーキング」や外壁塗装にはがれや膨れ等が生じた場合は、是非一度弊社にご相談ください。最短即日・無料であなたの住居の外壁を診断します。
2.築年数が10年以上足っている
一般的に使われている外壁塗装用の塗料はシリコン系だといわれていますが、シリコン系塗料の耐用年数は10年前後だといわれています。つまり、築10年前後が塗り替え目安だということです。
もしシリコン系の塗料ではない場合でも、最大で20年が限度です。上記の劣化状況と共に、塗料の耐用年数も視野に入れて、外壁塗装の時期を見極めていきましょう。
3.ライフステージが変わった
ライフステージに応じて定期的に外壁塗装を塗り替えるのも有効です。
特に
- ・結婚
- ・出産
- ・引っ越し
- ・住宅の購入
- ・子供の学校入学
- ・車の購入
- ・二世帯での同居
- ・内装のリフォーム・リノベーション
- ・セカンドライフ
このようなライフステージの変化は外壁塗装をおこなう良いきっかけといえるのではないでしょうか。
優先度が高いのはライフステージの変化に伴う費用の支出です。外壁塗装を無理にやろうとすると、値引き幅を大きくして契約を迫ってくる悪徳業者に誘われてしまう可能性があります。
上記で「築10年」という基準をご紹介しましたが、ご家庭のスケジュールやライフサイクルに応じて、最適な時期に外壁塗装を行えるようにすると、負担が軽減されていくはずです。
4.塗装業者の繁忙期
塗装業者にも繁忙期があります。特に春や秋は外壁塗装に適したシーズンのため、工事が集中しやすい時期です。工事が集中すればお客様からの相談やお問い合わせも多く、塗装業者側のスケジュールもいっぱいで、対応にも不備が出やすくなってしまいます。
余裕を持って進めるためにも、夏や冬からスケジュールを組み始めることをお勧めします。
外壁塗装の時期を決める際の注意点
外壁塗装の時期を見極める際には注意点があります。ここではその注意点を3つご紹介します。
1.工期は長めに見積もる
一般的な外壁塗装は10~14日ほどとなっています。しかし、外壁塗装工事は天気や気温によってできる日とできない日があります。
そのため、工期の間に雨が降る、気温が高くなりすぎる可能性があることを考慮し、工期は長く見積もっておいた方がいいでしょう。
時期にもよりますが、最長で20日ほど見ておくと安心です。
2.外壁塗装の見積もりは施工希望日の2ヶ月前には依頼する
外壁塗装工事をしたい時期が決まったら、その2~3ヶ月前には塗装会社に見積もりを依頼しておきましょう。優良な塗装会社の場合、繁忙期には数ヶ月待ちということもあります。
希望の施工時期から大きくずらさないためには、早めに動き始めることが大切です。
3.先に見積もりだけもらっておくと計画的
すぐに施工をする予定がなくても、早めに外壁塗装の見積書をもらっておくと計画が立てやすくなります。
ある程度の価格はインターネット等で調べられますが「実際にいくらかかるのか」は、塗装会社に現地調査してもらわないとわかりません。
また、直近になってから見積もりをすると「思ったより高かった」と費用の計画が狂ってしまうこともあるでしょう。外壁塗装のタイミングを考えるのであれば、まずは一度見積もりを取得することをお勧めします。
「外壁塗装の実際の費用が知りたい。」「適切な外壁塗装のタイミングが知りたい。」という方は、是非弊社にご相談ください。
あなたの住居の外壁を無料で診断・お見積りを作成致します。
【最短即日】外壁塗装の住まいるドクターへのお問い合わせはこちら
外壁塗装をしやすい季節を春夏秋冬で比較!
外壁塗装がしやすい季節について、春夏秋冬それぞれ解説していきます。
春
暖かい日が多く、比較的湿度も低いことから、外壁塗装を行うのに最も適した季節といえるでしょう。
ただし、ベストなシーズンは同じように外壁の塗装を依頼する人が多い時期でもあります。
早めに予約をしておかないと、希望の日程で行えない可能性がありますので注意が必要です。
また、春先は予想外に春雨前線等の影響で雨が降ることもあります。工期が延びる可能性も考慮しておく必要があります。
夏
湿度は少し上がりますが、気温が高いので塗料も乾きやすく、春に続いて塗装工事には適している季節です。梅雨明け頃の、比較的湿度が低い時期を狙うとなお良いでしょう。
ただし、気をつけなければならないのは、外壁塗装の際は窓を開けられないため、エアコン等による室内空調が必須になるという点です。
熱中症の危険も伴いますので、エアコンを設置していない、または稼働できない事情があったりする場合は、夏を避けて依頼しましょう。
また、夏は台風やゲリラ豪雨等も多い季節です。雨で工期が延びることも多くある季節だということを覚えておいて下さい。
秋
春同様に空気が乾燥していて、塗装のシーズンとして適しています。ただし、台風が頻繁に上陸することもあり、天気が安定しないことがデメリットとなるでしょう。天候によっては工期が延びてしまう可能性があります。
さらに、寒冷地の場合は気温が低すぎて工事ができないと判断されることもあります。
秋に塗装を考えるならば、冬が近くなる前の早い時期に依頼しておくのがお勧めです。
冬
雪が降らず、気温も高めの地域であれば塗装が可能な場合もあります。
しかし、気温が上がりやすく晴れが続く日を狙って作業する必要があるため、四季の中では最も外壁塗装に向いてないきせつといえるでしょう。
梅雨でも外壁塗装はできるの?
雨が多く降る梅雨は、工期が延びてしまう可能性はありますが、工事自体が不可能なわけではありません。工期が延びることをある程度許容できることを前提として、乾燥しやすい塗料を使用する、施工管理をきちんとしてくれる業者を選ぶ等、ポイントをおさえておけば工事することは可能です。
一般的には工事が減る時期ですので、希望の施工日を調整しやすい可能性もあります。
どんな施工業者を選ぶべき?
施工業者といっても、ハウスメーカー等の大手業者から、中小規模のリフォーム業者、地域密着型の地元の塗装業者等、様々な業者が存在しています。
実際に工事を依頼する際には、季節やその地域特有の気候等を把握したスケジュールを組める業者、連絡やコミュニケーションが密にとれる業者を選ぶとトラブル軽減につながります。
まとめ:外壁塗装の最適な時期は「季節」と「施工管理」を重視しよう
外壁塗装には適した季節があることをご紹介しました。しかし、塗装の時期を判断する材料は、季節だけとは限りません。季節の説明でも触れましたが、ベストシーズンには工事の依頼が集中します。
特に優良な業者はスケジュールが空かず、着工までにかなりの時間がかかってしまうこともあるでしょう。
外壁の劣化状態にもよりますが、塗り直しを検討している場合、一刻を争う、早急に対処しなければならないトラブルはまだ起きていない状態で気づくことがほとんどです。
季節はもちろんですが、施工管理がしっかりしている業者を見極めてから依頼をする方が、仕上がりも満足のいくものになる可能性が高いでしょう。
施工管理がしっかりしていれば、季節の特徴や天候を考慮し、その時々に合わせた最善の対応をしてもらえます。季節や環境に見合った具体的な施工方法が提案されているかを確認することで、信頼できる業者かどうかも判断ができます。
季節だけではなく、施工管理等総合的に判断してより良い業者を選んでいきましょう。
現在、住まいるドクターでは『今だけ』外壁塗装のサービス依頼で、お好きなキズ補修を1箇所無料で行っています。ぜひこの機会にご利用ください。