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リビングをリフォームしたい!おさえておきたい基本的なポイントをご紹介!
近年「リビングリフォーム」で自宅のリビングを理想の形にしたいというご要望が増えてきています。しかし、ただ漠然と「リフォームしたい」では、一体どうすればいいのか戸惑ってしまいますよね。
そこで、今回はリビングリフォームで行う詳細な場所から、大がかりなリフォームである間取り変更、さらにはリフォーム例まで詳しくご紹介いたします。
目次
どこをどうリフォームする?リビングリフォームの場所について
リビングリフォームは、主にどんな場所をリフォームすることを指すのでしょうか。まずはリビングリフォームの基本である、「どこをどうリフォームするのか」について詳しくご紹介いたします。
1.内装のリフォーム
主に壁紙や床材を張り替えることが目的です。見た目が新しく綺麗になるだけではなく、材質を変更することで快適さが高まる等のメリットもあります。近年人気を集めている、防湿・防傷効果のある壁紙は、人の行き来が多いリビングにとって強い味方となります。
フローリング材は色や柄のバリエーションが豊富なクッションフロアがお勧めです。抗菌・防カビが施されているタイプもあり、長く快適に過ごせるでしょう。
2.収納のリフォーム
とにかくリビングに収納場所が少ない、収納スペースを増やしたい方に人気なのが収納のリフォームです。特にリビングはお客様をもてなす空間でもあり、リビングが物であふれているのはあまりいい印象を持たれません。特に、Wi-Fiのモデムや映像・音響等のAV機器はごちゃごちゃとしやすくなりやすいものです。
しっかり収納スペースを作り、綺麗にしておくだけでもスッキリとしたリビングになります。
3.窓・建具の交換
窓が小さいとどうしてもリビングに入ってくる明かりが少なく、全体的に暗くなってしまいがちです。窓を大きくするだけでも部屋の明るさは大きく変わってくるでしょう。
また、戸やふすま、障子等の建具はリビングを出入りするために非常に重要なものです。壊れている、開閉しにくい状態であれば、できる限り交換することをお勧めします。
4.照明
リビングを明るく居心地の良い空間にする照明は非常に重要な要素です。リラックスできる空間にしたい、色が落ち着かない、部屋を広く見せたい等は照明のリフォームで解決できます。
照明は電気代を抑えるための省エネ系照明から、雰囲気を出してくれる間接照明、寿命の長いLED光源等幅広い選択肢があります。特に省エネ・長寿命のLEDは人気のある照明です。
大きくリフォームしたい場合は「間取り変更」がお勧め
上の項目は、あくまでリビングを「部分的」にリフォームしたい場合の箇所です。もし大幅なリフォームをしたい場合には、「間取り変更」と呼ばれるリフォームが必要となります。
どんなリフォーム方法なのか、詳しくご紹介いたします。
間取り変更とは?
リビングの間取り(面積)そのものを変えたい、家の動線を根本的に変えたいといった場合には「間取り変更」で解決できます。理想的な間取りやデザイン、雰囲気に変更できる他にも、耐用性や耐震性の補強にもつながり、不満に思っていた部分も一掃できます。上記のように1箇所を変えるのではなく、リビングそのものを一新したい時にお勧めです。
間取り変更は費用や工期に注意
間取り変更は他の部分的な工事と比べて大がかりな工事になる分、費用や工期もかかります。一軒家の場合は100万円前後、マンションでも50~100万程度の費用は相場としてかかると考えておきましょう。
工期は1~3ヶ月程度で、その間は別の部屋を借りなくてはなりません。その費用も上乗せして計算しておく必要があります。
リビングリフォームの際注意しておきたいこと
多くの手段があるリビングリフォームですが、注意しなければならない点があります。リフォームしてから「こんなはずでは…」と後悔しても、取り返しがつきません。
リビングリフォームの際に注意しておきたい点を簡単にご紹介いたします。
家の「統一感」を壊してしまう場合がある
特に一軒家で起こりやすいトラブルです。リビングだけをリフォームし、他をそのままにしておくとせっかくの統一感を壊してしまい、ちぐはぐな印象になってしまう可能性があります。
また、リビングとダイニングに間仕切りがない場合、リビングとダイニングを切り離してしまうと余計に統一性がなくなります。必ず、同一空間として捉え、計画する必要があるでしょう。
コンセントが足りなくなる
リビングのリフォームを行うと、必然的に家電も移動します。その際に「コンセント」の数や位置を見落としてしまう方が多いようです。イメージしていた場所に家電を置こうとしたらコンセントがなかった、あるいは足りずに延長コードを…となってしまうと、せっかく綺麗にリフォームしたリビングが配線でごちゃごちゃしてしまいます。
コンセントの位置や数は必要数揃えることが大前提です。また、配線によってはコンセントの増設も可能ですので、業者に相談しておくといいでしょう。
こんなリフォームがしたい!一例をご紹介します
様々な手法や注意点をご紹介してきましたが、なかなか不満や改善したい点が浮かばないことも多いでしょう。そこで、一例としてのリビングリフォームを3パターンご紹介いたします。
他にも多くの目的や要望を満たすリフォーム方法がありますので、ぜひ専門家と相談してみて下さい。
バリアフリーのリビングにリフォームする
小さなお子さんや障害をお持ちの方、高齢者の方が同居している場合に検討されることの多いバリアフリーのリビングリフォームは、段差をなくすことで転倒やつまずきの予防になります。
その際「床が滑らないか」にも意識を向けておきましょう。ツルツルとしたタイルやフローリングは滑って転倒の原因となります。
段差をなくすと同時に、床材の変更をするとより安全で快適なリビングになるでしょう。
部屋の壁をなくして広いリビングにリフォームする
生活スタイルの変化によって不要な部屋ができてしまった際にお勧めのリフォームです。リビングに隣接する部屋の壁を思い切ってなくし、広い空間に間取りを変更すると広々としたリビングで気持ちよく過ごせるようになります。
ただし、どのような壁でも撤去できるわけではなく、安全を考慮して配置された壁もありそれは外すことができません。間取り変更を行う際には壁を撤去しても問題ないかどうかを確認しておきましょう。
家事効率を上げるリビングにリフォームする
家事を効率よく行うためにリビングをリフォームしたいと検討される方も多いでしょう。家事の効率を上げるためには、いかにスムーズな「動線」を作るかどうかが鍵となります。
家事を行うために行き来するキッチンや洗面所は家の中でどう配置されているか?家具家電の配置をどう変えれば動きやすいか?を専門家と相談しながら一緒に決めていくことをお勧めします。
まとめ:専門家の意見を聞きながら理想的なリビングリフォームをしてみましょう!
リビングに不満が出てきた際に、思い切ったリフォームはお勧めです。ライフスタイルの変化と共にリビングをリフォームすることで快適な空間になり、さらに老朽化の進行を遅らせることも可能です。
ただし、リビングのリフォームはほとんどが大がかりなものです。しっかりと「不満」と「要望」「目的」をハッキリさせてから業者と打ち合わせをしていきましょう。
また、リビングリフォームに疑問や不安がございましたら、住まいるドクターにご相談下さい!
丁寧にわかりやすく、ご納得いただけるまで対応いたします。ぜひご検討下さい。