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エコキュートの寿命はどのくらい?故障のサインや交換のタイミングを解説

2020.12.10
コラム

エコキュート
省エネにもなり、お湯を作ることに関して非常に性能の良いエコキュート。2001年の販売からおよそ20年が経過しています。寿命が10~15年とされているエコキュートですが、耐用年数を過ぎても使用されているケースが多く、故障のトラブルが頻発しています。

何度も不具合が出ているため、部品の交換やエコキュートそのものの交換を考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、今回はエコキュートの寿命や故障のサイン、交換のタイミングについて詳しくご紹介していきます。

エコキュートの寿命は10~15年

エコキュートの寿命は大体10年前後だといわれています。その理由は、エコキュートの部品をメーカーが保存している期間が製造終了後10年間程度のため、使用して10年以降はエコキュートを修理しようにも取り替えパーツが無く修理できない場合が多いためです。

そのため使用して10年以降で故障したら、大体の場合そこで寿命と判断されることになります。また、エコキュートを使用して10~15年ぐらいになると、ヒートポンプユニットの故障が非常に多くなってきますので、なかなかそれ以上使うのは難しいのが現状のようです。

ただし、故障が起こらなかったり部品の在庫があるうちに修理を行ったりした場合は、15年程度までは使い続けられる場合もあります。ご自身が使っているエコキュートの使用年数や様子を見ながら、修理か買い替えかを慎重に判断する必要があるといえるでしょう。

エコキュートを10~15年以上使用しているご家庭はぜひ弊社にお問い合わせください。弊社では、エコキュートの修理を対応しております。また、買い替えの場合もエコキュートを取り扱っておりますので、ぜひお問い合わせ下さい。

エコキュート修理・買い替えをご検討の方はこちらをご覧ください。

エコキュートの故障時に良く見られるサイン

エコキュートには、故障時に良く診られる「サイン」があります。どれもエコキュートの稼働や生活に支障をきたすようなものばかりです。その内容について、詳しく見ていきましょう。

1.足し湯をしても水しか出てこない

初期に生産されたエコキュートで起こりやすい症状です。お風呂の足し湯ができない・蛇口から水しか出てこないという時は、単純に給湯タンク内のお湯を使い切ったことによる「湯切れ」の可能性があります。まずはお湯の沸き上げや沸き増しを行ってみましょう。

また、温度調整をしている基盤が劣化していることもありますが、その場合はエコキュート本体を一旦リセットすると一時的に直ることもあります。ただし、劣化しているのでそれほど長くはもたない、と考えておいて下さい。

それでも問題が解消されない場合は、温度調整基盤が既に劣化しているか、温度検知器等の部品が故障しているパターンが考えられます。業者に依頼し、修理もしくは交換してもらいましょう。

2.お湯張りが止まらず、お湯が浴槽からあふれてしまう

設定した水位でお湯張りが停止しない時は、まずは水位の設定ミスがないかどうかを確認しましょう。
この他にもお湯が止まらない原因として多いのが「入浴剤の汚れ」です。入浴剤の残りや汚れが浴槽の循環口に詰まっていると、水位センサーが誤作動を起こし、お湯が自動で止まらない場合があります。

浴槽循環口を掃除しても直らない場合や、水位の設定が正常である場合には、循環口周りや水位センサーの故障が考えられます。この場合も修理か交換といった処置が必要となります。

特に家族が多い方や入浴剤を使用されている方に多いサインです。注意してチェックしてみて下さい。

3.シャワーの湯温が一定しない

キッチンの給湯等には問題なく、お風呂のシャワーのみ温度が安定しないのであれば、シャワーの温度を調節する水栓(サーモスタット水栓)に問題がある可能性が高くなります。設定温度を少し上げて、ちょうど良いお湯が出るかどうか確認してみましょう。

この対処法で解決できない場合は、蛇口(水栓)の異常が考えられます。お湯と水の2つのハンドルで温度や水の量を調整する混合栓や、レバーを横や縦に動かして温度と水の量を調整するシングルレバー混合栓の場合、レバーの故障でお湯が出なくなったり、お湯の量が変化したりすることがあります。

温度調整に異常を感じたら、まずは熱湯で火傷をしないよう湯温を下げる等細心の注意を払って下さい。その後お湯のレバーを停止し、徐々にお湯の量を増やして、蛇口の異常がないかどうかを確認します。

ただし、お風呂やキッチンなど複数の場所でお湯の温度が安定しない場合や、お湯が出なかったり設定温度とは違う温度のお湯が出続けたりする場合は、エコキュート自体に不具合がおきている可能性もあります。どちらにも対応できる業者に見てもらうといいでしょう。

前述のような故障のサインを発見されましたら、ぜひ弊社へ修理のお問い合わせください。

エコキュートの修理のお問い合わせはこちら

エコキュートの交換のタイミングを詳しく解説!

ここまで、エコキュートの寿命や故障時に見せるサインについてご紹介してきました。では実際にエコキュートの部品はどの程度の寿命なのでしょうか?具体的な年数と共に解説します。

ヒートポンプユニット…5~15年

空気熱交換器などが搭載されているエコキュートのヒートポンプユニットの耐用年数は、基本的に5~10年が目安です。ヒートポンプユニットとは、空気中の熱をエネルギーに変換するための部品であり、エコキュートの部品の中でも非常に大切なものだといえます。

しかし、ヒートポンプユニットは電子回路部品のためトラブルが起こりやすく、他の部品と比べて耐用年数が短くなります。最初に交換するのがヒートポンプユニットになることも多いようです。

貯水タンク…10~15年

給湯器やバスタブにお湯を供給するためのエコキュートは、水を蓄積する貯水タンクが備わっています。貯水タンクにも耐用年数があり、ヒートポンプユニットと比較して若干長いことが特徴です。

平均耐用年数は10~15年であり、タンクの水を抜くといったお手入れを一定期間に1度実施していれば10年程度は使用できるケースが多い部品です。

長く使うためにも、正しいメンテナンスは必須です。メンテナンスを一切行わないといった使用方法は、エコキュートの耐用年数を短くしてしまいます。

交換のサインは「お湯に関するトラブル」が起きた時

エコキュートを交換した方がいいタイミングを具体的に解説すると、「お湯に関するトラブル」が起きた時です。給湯される温度が不安定である、お湯が少量であるといったトラブルが耐用年数間近で起こっている場合は、エコキュートの交換のタイミングだといえるでしょう。

さらに、お湯が一切出なかったり、水漏れをしている場合も交換のサインです。エコキュートから異音がする、エラーメッセージが消えない時も本体が寿命を迎えている可能性があります。エコキュートの保証期間を過ぎてしまうと修理をするのに費用がかかるので、買い替えた方が割安になるケースもあります。販売店や専門業者とよく相談してみて下さい。

交換のサインが発見されましたら、ぜひ弊社にお問い合わせください。各家庭に合わせたエコキュートのご提案をいたします。2営業日以内に設置をいたしますので、お急ぎの方はすぐにお問い合わせください。

エコキュートの交換のご依頼はこちらからお問い合わせください。

まとめ:エコキュートの交換時期を見極め、適切に買い替えよう

エコキュートの平均耐用年数は10~15年ですが、正しい方法で使用し、日常的にお手入れをすることで寿命を延ばせる場合があります。ただし、10年以上経過するとメーカーには交換用のパーツがないケースもあるので注意が必要です。取り替えパーツの在庫がなければ交換や修理はできないため、早い段階で対策を検討しなければなりません。

保証期間が過ぎたエコキュートは、一箇所だけではなく様々なパーツで不具合が出る時期でもあるといわれています。故障や不具合の度に業者に相談して修理していると費用がかかるので、10年以上経過しており若干不具合があると感じるエコキュートの場合は、買い換えた方がお得になることもあります。
エコキュートの交換時期をしっかり見極め、適切な時期に買い換えることを心がけて下さい。

弊社では、人気メーカー100種類以上のエコキュートを取り揃えております、メーカー直接仕入れのため非常にお安くエコキュートをお求めいただけます。保証も手厚く、スピード施工をしておりますので、ぜひお問い合わせ下さい。

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